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全国制覇を達成した伝説の水泳部とは!

 

 

 水泳部

(第5回日本女子中等水上選手権大会で日本一になった水泳部のメンバー)

 

 母校にPTAの尽力でプールが完成したのは昭和3年。

 以来、水泳が体育の正課になり、南高の前身・第四高女は竹竿を使った水泳指導でも有名になりました。

 その成果が実ったのが昭和15年、この年は皇紀で神武天皇即位から紀元2600年という日本の記念すべき年でもありました。

 水泳部が広島で行われた第5回日本女子中等学校水上選手権大会で優勝し全国制覇を達成、日本一の栄誉を極めました。

 

 また、翌16年の東京選手権水泳大会では7種目すべてを1位優勝で飾りました。当時の水泳部は大野薫平先生の熱心な指導のもと、野中喜美子さんや籏野富美さんなどが日本新記録を樹立し、東京オリンピック候補にも選ばれましたが、太平洋戦争突入により東京オリンピックは幻に終わりました。

 さらに昭和17年、21年、23年、24年と日本女子中等学校水泳大会で優勝を続けました。その後、熱心な水泳教育は、第四高女から南高へといまも引き継がれています。