今年も文化祭『南魂祭』に参加しました。

20130916

 

 

 南多摩高校及び南多摩中等教育学校の合同文化祭・第105回『南魂祭』は、残暑がちょっぴり緩やかになった9月7日(土)・8日(日)に母校で開催されました。毎年、興味をそそられる正門のゲート、今年は真っ白な古代ギリシャ風の円柱ゲートで、中央にはサモトラケのニケ像を安置。そこを潜ると立て看板が並び、正面の校舎には多数の垂れ幕が目に入ってきます。
 メインステージの体育館では、2日間にわたって、部員が40人を越えた南多摩百年太鼓の迫力ある実演や、両方で総勢で100人を超えた中等生による南多摩フィルの室内弦楽演奏と、高校生による吹奏楽ブラスバンド演奏が行われ、会場を埋め尽くした大勢の観客から盛んな拍手が贈られていました。また、今年初めて太鼓部、南多摩フィルハーモニー部、吹奏楽部の3部合同によるコラボ演奏にも興味がそそられました。
 さて、南多摩高校同窓会【あかね会】では、西館入口すぐの視聴覚教室に展示ブースを設置しました。今年で4回目を数える同窓生の作品を一堂に陳列し、卒業生・同窓生約30人から出品された書道、絵画、写真、陶芸、アクセサリー、バッグ、能面、人形、織物、盆栽、生け花、音楽CD、著作出版物など約100点以上が出展されました。アメリカ大陸を車で横断した福島雪男さん(昭和35年卒)は、パソコンを持ち込んで来場者に自ら動画を見せて解説をしていたのが印象的でした。今年は中等生の実習用に、展示会場の一部をPTA主催のミサンガ教室に活用し、隣会場のPTAとの交流を一層充実させました。また、生徒のために「あかね会クイズ」を開催、景品のお菓子を求めて中等生、高校生、さらには未来の中等生も訪れ、賑わいを見せました。
 8日(日)はこの夏、八王子空襲から68年を迎えたことで、午後からこの戦争を体験した卒業生たちに出演していただき、朗読や講演会を実施しました。前半は「母校が焼けた日」を出版した昭和25年卒の同期女性4人による叙事詩の朗読、後半は八王子市広報にも登場した教育家・廣瀬智子さん(昭和27年卒)の講演、引き続いて舞踊家の伊藤淳子さん(昭和27年卒)が、それぞれ八王子空襲での貴重な体験について講演をされました。
                               (広報)



今年の南魂祭ゲートと垂れ幕


2013年南魂祭プログラム


演劇ライオンキングの立体看板



南多摩太鼓の合同演奏


賑わうPTAのミサンガ実習教室


卒業生の作品展


卒業生の作品展

卒業生の作品展


卒業生の作品展


クイズ会場


叙事詩の朗読


八王子空襲の講演