昭和42年卒 折原恵さんと末永史さんの本

20151007

 

 


 折原さんが第14回日本絵本賞を受賞を受賞した
「屋上のとんがり帽子」 福音館書店2002年発行


末永史さんの「銀恋」 ワイズ出版2012年発行

 二人共、私の同期生ではありますが、実はあまり話しをしたことはないのです。たまたま末永(本名末永史子)さんの本を本屋で見かけ、それに折原さんのことも書いてあり、ネットで検索したらお二人の著書がいろいろ出てきたもので、今回、同窓会に紹介のメールを送った次第なのです。ですからこれから記載することは、ほとんどネットからの情報となります。
 当時は末永さん、折原(遠藤)さん、二人共大変な美人で、男子生徒の憧れの的でした。末永さんは元々は漫画家で、若い時は結構過激な劇画を書いていたようです。今でも一部のマニアには熱狂的な人気があり、数年前復刻版も出ました。しかし2005年出版の「おかあさんボケた?」(集英社)は当時とは打って変わってほんのりとした内容です。その本によると肩書きはイラストレーター・エッセイストとなっています。
 折原さん(旧姓遠藤)は現在ニューヨークに在住しているようです。そのため最近はアメリカでの撮影が多く、ニューヨークの水道タンクを撮った写真集が第14回日本絵本賞を受賞しています。私は写真業界にいたため、写真家としての折原さんの名は知っていたのですが、その写真家、折原恵が南高の遠藤さんだったとは、末永さんの本のあと書きを読むまで、気がつきませんでした。アサヒカメラに彼女のインタビューが掲載されたこともありました。これまで、かなりの数の写真集を出版しているようで、彼女のエッセイ「フォトラブ」(幻冬舎)には彼女の写真家としての生い立ち、写真に対する考え、などが載っており、南高時代のエピソードも掲載されています。

                          松山 進(昭和42年卒)


折原恵さんの本
 「屋上のとんがり帽子」(第14回日本絵本賞受賞)
 「障害ってなんだろう」
 「目に障害のある子といっしょに」
 「障害のある人へのボランティア活動」
 「タイーマナと緑の大地」
 「アースローググァ厶」
 「ジャナ」
 「フォトラブ」 (彼女の随筆で南高時代のことにも触れています)

末永史さんの本
 「銀恋」
 「おかあさん「ぼけ」た?」

 「二階屋の売春婦」
 「家庭の主婦的恋愛」
 「おじさんがおばさんを愛する時」

 
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