南高生が発掘した「子抱き土偶」が上野の『国宝・土偶展』で見られます。

20091217

 

 

 

 

子抱き土偶

  昭和43年に現役の南高生が八王子市宮田遺跡で発掘した「子抱き土偶」。

 乳児を抱いた土偶の発見は日本では初めてで、このサイト「南高あらかると」や100周年記念誌「湧水万古」でも紹介されています。

 

 この「子抱き土偶」が、現在、上野の東京国立博物館で開催中の『国宝・土偶展』(2009年12月15日〜2010年2月21日)に出展されています。(展示目録

 この展示は教科書などでもお馴染み、縄文時代の国宝土偶が初めて一同に揃った画期的なもので、イギリスの大英博物館帰国記念として催されています。

 

 日頃は千葉県佐倉市「国立歴史民族博物館」に所蔵されているために、この機会に南高ゆかりの「子抱き土偶」を、一度ご覧になってみては如何でしょうか。

新垣 富夫(昭和38年卒)