宮下真理子さんの日本画展『爽穹の息吹』を見学して

20190625

 

 

 


日本画展会場で花絵巻「紫陽花と山葡萄」


宮下さんの美術作品集『爽穹の息吹』

  宮下真理子さん(平成6年卒)といえば、数年前、『先輩に学ぶ』で、母校の生徒たちに美術の講義をしていただいたことが記憶に残っています。母校を卒業後、東京芸術大学美術学部卒業、同大学院で博士学位を取得、日本美術院 院友です。
去る6月19〜24日、宮下真理子さんの日本画展『爽穹の息吹』が、日本橋三越本館・美術特選画廊において開催されました。今年はこの時期にふさわしい紫陽花を、宮下さんライフワークである独自の筆遣いで描いた作品が多くみられました。また、ヨーロッパ各地での街角、自動車、海辺、四季折々の草花など新作が数多く出展されていました。
今年の大きな特色は、宮下さんと日本橋の染呉服・老舗メーカー「竺仙(ちくせん)」」とのとのコラボレーションによって新作浴衣(ゆかた)が発表され、和の心を楽しむ女性向けハイライフマガジン『和楽』(小学館・隔月刊)のデジタル版(WEB版)に竺仙の小川文男社長との対談が掲載されたことです。(参照)

令和最初の夏を彩る、このファッション(呉服)とアート(美術)の涼やかな饗宴が大きな見所でもありました。

 

  
宮下さんデザインの浴衣
   
展示会場